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傷が治ったあとでも、身体に残っている障害「後遺障害」について

交通事故に遭って負傷した場合、治療が終了しても完治せずに後遺症が残る場合があります。

後遺症が残ってしまった場合の全てのケースにおいて加害者に賠償金を請求できるとは限りません。後遺症について賠償金を受請求するには、後遺症とは似て異なる概念である後遺障害に認定される必要があります。

今回は、後遺症と後遺障害の違いや後遺障害の種類についてご紹介します。

後遺症とは

後遺症とは、交通事故などで負傷して治癒が終わった後も完治せず、何らかの症状や傷痕などが残ることです。

後遺症の例としては、脳出血の治療後に四肢に麻痺が残る、右目を負傷して治療したが視力が低下するなどがあります。

後遺障害とは

後遺障害とは、交通事故を原因とする負傷の治療が行われた後、治療を続けてもそれ以上は回復する見込みのない状態になり、その結果労働能力を喪失することです。

後遺障害の例としては、トラックのドライバーが交通事故が原因で腕の筋肉を切断してしまい、治療後に以前のように自由に腕を動かせなくなってトラックを運転できなくなった場合などがあります。

後遺症と後遺障害の違い

後遺症と後遺障害は言葉も内容も似ていますが、異なるものです。

後遺症は治療後に残った障害を指すものですが、後遺障害として認定されるにはそれだけでは足りず、交通事故を原因とすること、労働能力を喪失していること、の2点が必要になります。

数多くある後遺症のうち、上記の2点を満たすもののみが後遺障害として認定されることになります。

後遺障害は、交通事故を原因とする負傷によって障害が残った結果、労働能力を喪失してしまったことを慰謝料などで補填するための概念です。

後遺障害の種類

交通事故において認定されることが多い後遺障害の種類として、以下のものがあります。

  • ・外部からの衝撃によって頸部がむちを打ったように伸縮し、組織が損傷するむち打ち症
  • ・脳組織が沈下することで頭痛などの症状が発現する低髄液圧症候群
  • ・事故によって脳に損傷を受け、言語や記憶などの脳の活動に障害が生じる高次脳機能障害
  • ・交通事故等によって脊髄に損傷を受けて麻痺や運動障害が生じる脊髄損傷

まとめ

後遺障害とは、治療が終わったあとも麻痺などの症状が残ってしまう状態を指す後遺症のうち、交通事故を原因としかつ労働能力を喪失している場合に認定される概念です。

交通事故において認定されることが多い後遺障害の種類には、むち打ち症、低髄液圧症候群、高次脳機能障害、脊髄損傷などがあります。

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