交通事故でむちうちになってしまった方へ

これってむちうちかも？交通事故後にこんな症状が出たら要注意

交通事故に遭って、「むちうちになった」という話をよく聞きませんか？
では、「むちうち」とはどのような症状を指すのでしょうか。

むちうちとは、首に不自然な力が加わったことが原因で起こる、首の捻挫のことです。
正式な診断名は頸椎捻挫や外傷性頚部症候群ですが、事故で衝撃を受けた際、首が鞭がしなるような動きをすることから、一般的に「むちうち」と呼ばれています。

首は、普段から重たい頭部を支えていますが、事故の強い衝撃で前後に揺さぶられることで、さらに負担がかかります。
事故に遭ってすぐに痛みが出なくても、しばらくしてから首に違和感があったり、痛みを感じたりするケースも多く見られます。

人間の体の中心を通る背骨と頭部をつないでいる部分でもあり、重要な神経がたくさん通っています。むちうちになることによって、首の周囲の筋肉はもちろん、神経そのものを傷つけている場合もあります。そういった場合は、首の痛みのほかに、手先がしびれる、めまいを感じることもあります。

・頭痛、不眠、めまい、疲れやすさを感じる
・医師から首の骨に異常がないといわれたにも関わらず不快感がある
・長期にわたって痛みが続いている
・集中力がなくなり、仕事などに影響が出ている
・体調が天気や湿度に左右されている

これらの症状がある場合は、まず「むちうち」と考えてよいでしょう。